【難関】かしこい外構の決め方。

住宅

こんにちは。

外構について皆さん知ってますか?

住宅で言う外構は、庭・駐車場などのことです。

ほとんどの人が、住宅メーカーの言いなりになっているところだと思います。

『なかなか文句が言えない。』

『違う解決策がわからない。』

『何をすると安くできるのか。』

難しいことの多い外構です。

今回は、外構の決め方について紹介します。

外構の決め方。

住宅メーカーの言いなりになりやすい外構ですが、

言いなりになってしまうと、高い金額で請求されがちです。

しっかり外構について理解することで、適正な選択をしましょう。

外構を決める上で大切なのは、

『見た目』、『管理がラク』この2択になります。

どちらを重視するのか、難しいところですが、

私個人の意見としては、『管理がラク』な方がいいと思ってます。

見た目重視の外構。

見た目の良い外構の代表例が、『天然芝』です。

天然芝の上で子供が遊んでいる光景は見ていて飽きないほど美しいですが、

常にこの状態ではないのが、天然芝です。

手入れをすれば、きれいですが、放置してしまうとほぼ雑草のようになってしまいます。

木を植えるのも、気がどの程度伸びるか、落ち葉の処理、枝払いの手間など、メンテナンスが必要です。

フェンスについても、天然木のフェンスはかっこいいですが、メンテナンスが大変です。

ニス塗など、メンテナンスを怠ると、虫食いがあったりします。

駐車場は、タイル、インターロッキング仕上げにすると、最初の見た目はかっこいいですが、

経年劣化がわかりやすく、コストもかかります。

ウッドデッキについても、天然の木材の場合は防腐防虫剤を塗った木材でも、

数年後に防腐防虫剤を塗る必要があります。

このように、見た目がいい反面、メンテナンスにお金がかかってくる場合が多いです。

見た目に惑わされず、今後のコストや、メンテナンスの手間を確認しておきましょう。

管理がラクな外構。

管理が楽な外構の代表例は、『コンクリート』です。

外構で、一番めんどくさいのが、雑草対策です。

コンクリートを打ってしまえば、雑草が生える可能性は、ほぼなくなります。

コスト面から考えても、全面コンクリートは無理なので、

『防草シート』を引いた上に砂利を敷き詰める。などの対策方法もあります。

どうしても芝生が欲しいけど、天然芝の管理が無理。という人におすすめなのが、人工芝です。

人工芝なので、冬に茶色くなることもありませんし、手入れが不要です。

木目のフェンスを使いたい人は、アルミ製の木目調フェンスもあります。

アルミ製なので、夏は熱を持ちますが、

最近の木目調のフェンスは、遠目で見れば天然木材と大差ありません。

駐車場は、全面コンクリート、一択です。1台ずつに打ち継ぎ目を作ってオシャレに。

みたいなことをする必要はありません。打ち継ぎ目から雑草生えてきます。

ウッドデッキも、フェンスと同じく、アルミ製で木目調のウッドデッキがあります。

ウッドデッキに関しては、夏に熱を持つのが、難点ですが、防腐剤塗ることを考えれば、

『タープ』などで日陰を作ってしまえば何も問題ありません。

私の好みが思いっきり反映されていいことしか書いてませんが、

管理のラクな外構は、金額が高くなります。

『最初にお金を払えば、今後のメンテナンスが必要なくなる。』

外構については、この考え方が大切です。

駐車場について。

駐車場については、一般的にコンクリート打ちが多いと思います。

コンクリートを打ってしまえば、コンクリートの下から雑草が生えることはありません。

しかし、車の重みで数年後コンクリートが割れる可能性があります。

この割れ目から、雑草が生えてくることもあるので、

『コンクリートを厚めに打ってもらう。』

『コンクリートの下に雑草対策になるシートを引いてもらう。』

などの対策をしておくと効果的です。

カーポートについて。

カーポートについては、税金にも関係してきます。

車を濡らしたくない。乗り降り時に濡れたくない。のであれば、

なるべく、壊れる可能性の少ない車庫のほうがおすすめです。

カーポートの場合、台風などの災害で破損する可能性が高く、

破損し撤去した場合でも、地方自治体に撤去申請しないと税金は下がりません。

新築完成後、勝手に設置した場合、ばれたら勝手に税金が上がります。

カーポートがあるから、『雨で絶対濡れない。』なんてことはありません。

大雨なら濡れます。

カーポートを信用しすぎずに、考えましょう。

 



フェンスについて。

最近では、あまり高いフェンスは人気がありません。

『外から中が見えない家程、泥棒に狙われやすい。』などと、

言われたりするのが原因なのか、背の低いフェンスが多いように思えます。

フェンスの意味としては、敷地境界線の代わりとして使用することがほとんどです。

しかし、フェンスを設置するときにすべて同じものである必要はありません。

『お風呂の窓の前』、『洗濯物干しの周り』など、

一部だけ中が見えないフェンスを使うのはありです。

使用用途に応じて、商品を選びましょう。

庭について。

最近の住宅では、あまり庭のある家はありませんが、

庭があるからと言って、調子に乗ってしまい幻想ばかり追い求めがちです。

冷静になりましょう。

芝生について。

芝生については、基本的に人工芝のほうが管理が楽です。

天然芝を選ぶ人は、相当な覚悟を持って選んでください。

天然芝を選んだほとんどの人が、メンテナンスのめんどくささに後悔します。

しかし、天然芝が活躍する場合もあります。

それは、法面(斜面)がある場合です。

法面(斜面)の部分が土のままだと、雨が降った時に水の力で、

土も流れてしまいます。

これを芝生を張ることによって防ぐことができます。(法面保護)

芝生が張ってあれば、雨の水のみ、流れるので土が流れてしまうことはありません。

天然芝か、人工芝かしっかり考えましょう。

ウッドデッキについて。

ウッドデッキについては、住宅メーカーによっては、

外構ではないところに金額が入っている場合がありますが、

工事するタイミングは、基本的に外構の時です。

ウッドデッキは、2種類あります。

『木材』か『アルミ』どちらかです。

私のおすすめは、アルミ製の木目調ですが、金額にかなり差が出てきます。

DIYが得意な人であれば木材で、

メンテナンスしながらダメになりそうな箇所を直していくのも一つの楽しみになりますが、

DIY興味なければ、アルミ製をおすすめします。

家庭菜園について。

家庭菜園は、害虫や、野生動物(野良猫など)との闘いです。

甘い気持ちで始めると、痛い目を見ます。

害虫対策、野生動物対策をしっかり考えてからやりましょう。

いずれ家庭菜園やろうかな。と思っている人。多くないですか?

『今はやらないけど、生活が落ち着いたら始めたい。』

そう思っている人は、家庭菜園用のスペースを確保しておく必要がありますが、

ただ、スペースだけとっておくと雑草パラダイスになります。

雑草が生えないように対策はしておきましょう。

おすすめの対策は、

防草シートをかぶせておく。

ウッドチップを敷いておく。

この2つです。

防草シートを被せておけば、土に日光が当たらないので、雑草が生えてきません。

ウッドチップについても、土に日光が当たらないので、雑草が生えません。

実際、シートを引くよりも、ウッドチップのほうがラクかなと思います。

 



屋外灯について。

屋外灯は、建設予定地や育った環境によって必要か、不必要か変わります。

まず、建設予定地による見に行きましょう。

意外と夜見ることが少ないので、夜見に行くと多くの発見があります。

建設予定地を見た時に、周りの家も見ておきましょう。

周りの家の屋外灯の光量がどの程度なのか、確認しておくと、

『うちだけやけに眩しいな。』みたいなことが防げます。

育った環境によって、実家の周りに比べて街灯が多い少ないなど、

話し合うことが大切です。

建設予定地に深夜行くのもおすすめです。

周りの家の明かりがない状態で、どの程度の明るさなのか、

確認できることは、確認しておきましょう。

門周りについて。

最近の家では、あまり見かけない気がしますが、

門周りについては、住居とのバランス、デザイン性が重視されます。

住居に合ったデザインにしないと浮いた存在になってしますので、

注意が必要です。

門周りには、インターホン、表札、ポストが集約している場合が多いですが、

めんどくさがりの人にはお勧めしません。

最近では、外壁に埋め込み式のポストもあり、

郵便物を取りにわざわざ外に出たり、

インターホンから玄関までの距離外に出たりなど、めんどくさい行動が増えてしまいます。

自分の家のデザインと性格で判断しましょう。

まとめ。

今回は、外構の決め方について紹介しました。

外構は、最初にお金をかけて、後はラクしたいところです。

せっかく建てた家が、メンテナンス大変では最悪です。

メンテナンスを楽しめない人は、初期投資として管理がラクなものにしましょう。

自分の理想ばかり考えているときは、後々のメンテナンスについて考えていないときです。

冷静に、メンテナンスが大変なもの、自分がメンテナンスできるのか考えましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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